ウズベキスタンの民族楽器の中で一番好まれている太鼓類はドイラといえるだろう。片方がタイトなレザーの膜で覆われた50センチメートルの木製のリム径で、60個までも達する鉄のリングは反対側につけられている。両手の指でレザーをたたき、同時にリングのおとがなるようにドイラを振りながら音楽を作っていく。歌やダンスのリズムを保つウスルの名人演奏は風のような穏やかな音をだすことも、春の雷のような音をだすこともできる。いろんな集りのときドイラがない場合には、ダンスと歌は鉄のラギャンかトレイでドイラに似たリズムを作っている。